2011年11月1日火曜日

香りがむすぶ友達



なんとなく、子供のころに夢見ていた現実になっている。

夢見ていた? まー、それはなぞ。いま成功していますか? って聞かれたらぜんぜんそうでもない。
毎日不安だし、(明日しんでもおかしくない自営業)このままで大丈夫なの? っていつも思う。

だけど、まあ、なんとなくえっちらおっちらとやっています。
そのうちに、なぜ会社を作ったのかという話も書いてみようと思うけど。今回のテーマは「香りがむすぶ友達」

香りが好き(とくに天然香料がすき)な人は、共通の言語をもっているように思える。
英語、とかフランス語、とかそういう話ではなくてね。
におい語か?

だから、その世界に安心しんて飛び込んでいける。よって、私、英語あやしげ、フランス語ぜんぜんできないの中、日本人1名(自分)で、フランス、カルカッソンヌの駅におりたった。迎えにきてくれたのは、パトリックさん。この人、学者さんで、精油の会社の社長さん。シャイな人で、英語は苦手。でも何かコミュニケーションとるなら、私とパトリックの間ではあやしげな英語しかない。人は強いもので、何も頼れないという状況に置かれたとき、自分のわずかな能力を駆使しようとする。はーもっと勉強しておけばよかった! というさまざまなこと。

ま、それでパトリックのポンコツ車にのりこんで、えんやこらと長い道のりを走る。

このとき、ひまわりがフランス語でターンセルということを教えてもらう。

パトリック「なんでここにきたの?」
私「because of my curious」(興味)

パトリック「ははー!」
なんとなくわかってくれた。

とにかく、記憶がうすれつつあるけど、あの夏の日のカルカッソンヌのことはよく覚えている。
シピーでセールをしていて、水色のワンピースをかってきていた。

はちが仕事をしていて、ぶんぶんという音がしていた。

暑かった。やたら暑くて誰も外にいない。しかし石でできた建物のなかに入るとひんやりとして気持ち良かった。

1週間、ここで精油について叩き込まれる。

(難解だったしあんまり理解はしてないよ。フランス語で行われる授業で英語の通訳。どっちにしてもだめだ・・・)

でも、野外授業は楽しかった。学名が分かって入れば植物についてもわかるし、刈取りして、干して蒸留する(本格的なマシンでやったから大変な量だった)のなんてほんとに面白かった。

クラリセージの畑に馬がはいっていって葉をむしっていた。ははーん、ここの馬はクラリセージたべてるのか。

ということで、若いということは恐れをしらない。だからできたのかもしれないけど、時がたって今もやりとりしている。懐かしい!

(1997年の話)

***

タイ。バンコク。
なんかわからないけど、私たちはバンコクにいる。

でもね、学生のときにきたときのようなわくわく感が薄い。なんでかなあ。

しかたない。年とっちゃったんだよ。

待ち合わせの時間に現れた女性。きちんと折り目正しい人。
彼女の案内でトラートへ。
とにかく遠くて遠くて大変なみちのり。
タイは、ここから〇〇県ですという県境に門があってすごくわかりやすい(が、文字は読めない)いくつその門を超えたかしら? のあたりでようやく山道にはいり・・・
うねうねとして・・・いったいどこをどうきたのかわからないうちに到着した沈香の山。

そこで見学したり、結婚式の食事にありついたり、楽しく過ごして(BIG BUSINESSの話をもってくるでもなんでもなく、ただの旅行者だ)女性とはさよならをした。(さびしかった!)

やたら広いゲストハウスに泊まる。1泊。

私、彼女に会いたくて翌年一人でまたバンコクにいっちゃった。またいろいろ案内してもらう。
(そのときは、ブルーロータスをみにいったなー)

まあ、そんなこんなで、いまはfacebookでつながっている。

(2007.8年の話)

***

イラン

これ、記録がされていないことに気が付いた。写真いっぱいあるので掲載します。

イランも不思議な旅でした。いったい我々はどこに連れて行かれるのか? よくわからなかった(^^;
バラがみたいことは主張していたのでそこには間違いなくつれていってもらったけど。

とにかくなんで私がテヘランにいったのか!?

これも香りがつなげた旅でした。これは詳細を記録していきます。
何もかもに驚いた旅でした!

(2008年の話)